こんなことは,普通に生活をしている人から見ると奇異なものかもしれませんが,ホームレス状態におかれてしまった人にとっては,身近な問題です。
住所や本籍を聞かれ教えてしまうと,こんなあり得ないことが平気でおこります。
そして,なりすましたヤツは,借金したり,携帯・銀行口座を売却したり,の目的をもって“なりすます”わけですから,うっかりその住所から転出届を出してしまうと,恐ろしいほどの請求書が届くことになります。
そんな訳で,知らない住所に住民票があった等という方や,そのような方の相談を受けた方は,以下のような申立をしてください。
平成20年 4月15日
○○市市長 殿
現在地 東京都○○区○○1−1−1
(申立人)氏 名 ___________
生年月日 昭和○○年○○月○○日
東京都北区赤羽2丁目62番3号
(申立援助)マザーシップ司法書士法人
社員 後 閑 一 博
(申立人)氏 名 ___________
生年月日 昭和○○年○○月○○日
東京都北区赤羽2丁目62番3号
(申立援助)マザーシップ司法書士法人
社員 後 閑 一 博
住民基本台帳法第14条第2項に定める申立書
申立の趣旨
1.平成○○年○○月○○日付転入届を無効とする。
2.上記届出を前提とした,住民票の写し,印鑑登録証,印鑑証明書,住民基本台帳カード,国民健康保険証を無効とする。
3.上記に伴い,東京都○○区及び東京都○○区の住民登録についても職権消除の嘱託をする。
との告示を求めます。
申立の理由
一 経緯
1. 申立人は東京都の施策であるホームレス地域生活移行支援事業(別紙参照)の対象者であり,平成○○年○○月○○日から現在地に居住するようになりました。(別紙「賃貸借契約書」参照)
2. そのため,本籍地より住民登録をしようとしたところ,○○市○○町○丁目○○番○○号に住民登録があることを知りました。
3. 申立人は,これまでに○○市に住民登録をしたことはおろか居住したこともありませんので,申立人以外の第三者の虚偽の申立により異動されていることになります。
4. 申立人は,昭和○○年春ころまで,実家で生活していましたが,その後は関東近県のパチンコ店に住み込みで働いており住民登録をしたことがありません。
なお,本人の記憶に基づく住所の変遷は次のとおりです。
(1)○○市○○町で出生
(2)その後家族の転居に伴い本人が小6の時に*******に転居
(3)昭和○○年3月○○高校を卒業
(4)昭和○○年4月〜昭和○○年○○月 株式会社○○
(5)昭和○○年〜昭和○○年春 ○○でアルバイト
(6)昭和○○年〜平成○年○月まで,埼玉県・茨城県などのパチンコ店を転々(S○○年からH○年までは○○市のパチンコ店)
(7)昭和○○年母が死亡したため数ヶ月に実家に帰宅
(8)平成○年〜平成○○年 日雇い・飯場・ホームレス
(9)平成○○年○月○○日〜平成○○年○月○○日 ○○市○○区で生活保護受給(別紙「保護証明書」参照)
(10)平成○○年○○月〜○○月 ○○区で生活保護受給(別紙「生活相談記録」参照)
(11)平成○○年○○月○○日〜現在地
5.したがって,平成○○年○○月○○日届出にかかる転入届は,第三者が申立人になりすまし行った虚偽の届けであるので,申立の趣旨記載の告示を求めます。
6.併せて,住所地に居住すると思われる名義妄用人は,刑法第157条公正証書等原本不実記載罪となると思われますので,刑事訴訟法第238条2項に基づき,告発されるよう要望いたします。
