というわけで引き続き大冨です。
※とはいえ自身もいただいている年賀状を整理する余裕が持てていません。ご無礼を差し上げているみなさんにはこの場を借りてお詫び申し上げます。
昨日1月6日付けのエントリのコメントでGさんから指摘を受けました。
正確には閉村ではなく,引っ越しです。
いまだ安心して生活できる場所の確保には至っていません。
まさしくそのとおり。言葉の選択を誤りました。
本日は派遣村の引越し先のひとつである石神井学園に行ってきました。
現地は体育館いっぱいに隙間なく毛布が並べられ、それぞれの場所が決められています。
日比谷の講堂のニュース映像をご覧になった方の感想でよく言われるように、まさしく災害避難時のような状態です。
入り口近くまで起居スペースになっているため、実行委員会からの伝達や相談聞き取りの場所のための場所をとるのも大変です。
プライバシーもなく、行動に制約もあり、多くの人間とともに過ごす生活に、ストレスを感じないではいられないでしょう。
12日(いや、連休明け?)に退去期限が迫っている中で当事者の方たちの心配事もいや増していっていますし、行政のとんでもない対応も数々みられています。(もちろん色々と頑張っていただいているところもあります。)
退去期限後に生活保護申請の面談が設定されている!
社会福祉協議会からの生活福祉資金(緊急小口貸付)を受けた人は生活保護が申請できないという(誤った)説明がなされた!
現場に出張してきているハローワークが寮付の仕事しかを紹介していない!
病院にかかりたいがどうしたらよいのか?
生活保護の申請をしたのはいいが決定と資金給付はいったいいつになるのか?
銭湯に行くための石鹸もタオルも持っていないしそもそも入湯するためのお金もない。仕事を探しに行くにしても家を探しに行くにしても当面の行動資金すらないのだがどうしたらよいのか?
住まいを確保するのに緊急連絡先が必要になるがどうすればよいのか?
12日までに住まいが見つからなかったらどうなるのか?
etc.etc...
実行委員会のメンバーはこうした諸問題に対してできるだけきめ細やかで実効性のある対策がとられるよう、連日、それこそ寸暇を惜しんであたっています。
※その成果の一部
(記事中、住居費が即日支給されるという部分は誤りのはずです)
今日話をさせてもらったある村民の方はこう言っていました。
「役所の人たちはあんなところにデンと構えていないで、一列ずつ担当を決めて話を聞いていってくれた方がよっぽど早いんだ」
彼らはひとりひとりの人間としてそこに存在しています。
あるのは「500人分の悩み」ではなくて「500人それぞれの悩み」です。
派遣村にボランティアとして参加くださった方の超力作記事をご紹介します。
僕の文章なんかよりよっぽど「伝わる」こと請け合いです。(←他人の努力の横取り。。。)
年越し派遣村でお手伝い
今日も派遣村でお手伝い
1月4日の年越し派遣村レポート
問題は解決していません。派遣村にいない人にも同じ窮地は訪れています。
まだまだみなさんの力が必要です。
もちろんボランティアとして実際に働くことも大助かりですが、忘れないこと、関心をもって見守ること、そんな力が必要なのです。
どうぞよろしくお願い致します。
(なんだか偉そうな言い方だなぁ)
【“ほーむれす”や“貧困”の問題の最新記事】



私のブログの記事を紹介していただき、ありがとうございました。
記事を読んでいただくと、私がどうして知り合ったばかりのホームレスの人を自分の車に乗せるという大胆な行動ができたかということについて、なるべくわかっていただけるように書いたのですが、ちゃんと伝わっていましたでしょうか?
実はプライバシー保護のために記事に賭けなかったTさんの個人情報、そして私自身の個人情報を公開できれば、そのことがもっともっと納得していただけるように書けたのですが、個人情報を公開することはご法度ですから書くことができませんでした。差しさわりない形で言うならTさんも、私も自分の一番他人に言いたくないことをお互いに自然な成り行きで言い合えて強い信頼関係が短い時間で築けたこと、そして不思議な縁ともいうべきいくつかの偶然がTさんとの話の中で見つかったからです。このようなことも、私のブログに書くと不明瞭な記述となり憶測を招いてしまいますので、お礼がてらにこちらに書かせていただきました。
お礼が遅くなりました。
とねさんの派遣村についての文章も、普段の物理学の文章も、僕の殴り書きとは違い、大変分かりやすく、真面目で論理的で優しい性格がとてもよく表現されているものでした。
ニュースではなかなか報じられませんが、12日という期限を前に現場は大変な混乱をしています。
これからもこの問題に注目してくれると嬉しく思います。