2007年11月19日

決めるのは誰?

11月10日エントリーの「ふざけてるなぁ・・・」の答えを書く番だよねと思いつつ、、、
今日は、11日にGさんが書かれた「報道:アルジャジーラが伝えた日本の貧困」に関連して。

厚生労働省には『生活扶助基準に関する検討会』というものが設置され、来年度予算編成に間に合う今年中に一定の結論を出すということが第一回会議の配布資料に明示されています。
どうやら、世界様からの心配を他所に、お国様は生活保護基準の更なる引き下げを今年中に決定してしまおうとヤッキになっておられるように見受けられます。

こうした拙速な議論に対しては極めて強い批判が高まり、各地の弁護士や司法書士の団体、研究者などから声明が出されつつあります。
「生活保護問題対策全国会議」のブログをご参照ください。)
http://blog.goo.ne.jp/seiho_taisaku

この厚生労働省検討会は明日第4回の会議を開催します。
人の命に関わる政策が世間から注目を受けないうちに決まっていくなんてことがあって良いわけがありません。
今後の動きに注目していきたいと思います。

なお、厚生労働省のホームページでこの検討会に関する情報が集約している箇所はhttp://www.mhlw.go.jp/shingi/other.html#syakaiの下の方です。リンク先にジャンプしたら「生活扶助」で検索してください。
やー、見つけるの難しかったです。
もう少し分かりやすい構成にしてほしいなーー

ところで・・・私Nも明日は傍聴予定だったのですが・・・現在のところ傍聴券が届きません?????`?i???_???????j
抽選漏れ?
も、もしや排除?
情報公開でもしてみようかしらねぇ
posted by MotherShip at 21:24| 東京 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | つぶやき

2007年11月11日

報道:アルジャジーラが伝えた日本の貧困

このところ月2〜3回の書き込みしかないブログですが,なんと昨日2本もアップされ,ノルマが達成されてしまいました。(データのバックアップに入ってしまって,新しいフォルダがつくれず仕事が停止しているので連続書込をしています。)

ちなみに,このブログは弁護士・税理士・司法書士が輪転でかくことになっていたはずですが・・・・

それは,さておきお国様は,ODAにおける世界のトップドナーだとご自慢なされています

それはそれで誇らしいことなのですが,世界様からは少し心配されているようです。

中東アルジャシーラの報道を和訳してくれた方がいますので,貼り付けておきます。

http://english.aljazeera.net/NR/exeres/23412F42-6347-43A1-8A3A-D9D57074E313.htm


日本の脆弱な福祉の取り組み デービッド・ホーキンス
(カタールTV「アルジャジーラ」記事和訳)

日本は対外援助という観点からは、世界で最も寛大な国の一つと思われているが、自国のこととなると、多くの人が支援がもっと十分であればと思っている。

高齢化と十分でない雇用保障が、日本が福祉を充実させるのを圧迫している。

批判は政府の弱者への扱いに向けられてきている。

まつせふみえさんが2年間生活保護の申請をしようとしたが、まだできていないのは、日本が解決しなくてはならない問題を象徴している。

【食いつぶされた貯蓄】
視力が低下している71歳の彼女は、医療費が貯蓄をくいつぶすと話す。

ふみえさんは、日本の南部にある工業都市、北九州市にある古びた市営住宅の、小さな二部屋のアパートでつつましく暮らしている。

ふみえさんはわずかに月5万円の年金でなんとか食いつないでいる。

ふみえさんは、福祉事務所に行った時、職員は傲慢で、真剣に対応してくれなかったと話す。

ふみえさんは語る、「一番ショックだったのは、職員の方が『障害があるからって、生活保護が簡単に受けられるってわけじゃないんだよ。』といったことです。」

「職員の方は電話で3回、事務所のカウンターで2回、私を追い返しました。私の言うことを聞こうとさえしてくれないんです。」

日本で生活保護を受けるのはとても難しく、受けようとする中で死ぬ人もいる。

同じ北九州市に住むある男性は、生活保護が打ち切られた後に餓死している。ミイラ化した遺体が発見されたのは一ヵ月後だった。

日本の人々が唖然としたのは男性の死のみならず、男性が書き残した痛ましい日記だった。

「2時。お腹すいた。」男性が生活保護を打ち切られた6週間後に書いたものだ。

「おにぎりが食べたい。」

「午前3時。もう10日も食べてないけど、まだ生きてるよ。」

【予算の制限】
生活保護問題対策全国会議弁護士の高木佳代子氏は、福祉事務所は時に申請書を手渡すことさえ拒んでいると語る。

「主な理由は予算を抑えるためです。多くの人は、自身が本当は生活保護を受ける十分な資格があることに気付かず、そんなもんだと思いがちです。」と高木氏はアルジャジーラに語った。

豊かな日本であるが、生活保護受給者には、生活保護を受ける前に、資産を使い果たし、扶養義務者からの援助に頼ることを要求するといった厳しい決まりもある。

日本の貧困層の大多数は高齢者だ。日本の高齢化や終身雇用制の崩壊により、生活保護を必要とする人数が増えている。

しかしふみえさんは、だからといってそれが本当に必要としている人を追い返す理由にはならないと話す。

「政治家は福祉行政を削減したり、福祉の予算をまかなうために増税を考える前に自分達の給料をカットするべきだと思います。」とふみえさんは話す。

しかし肩身のせまさや遠慮さから自身の権利を要求することが出来ない人は、今後も苦しみ続け、そして時にひっそりと餓死していくのだ。
posted by MotherShip at 11:50| 東京 ?J| Comment(0) | “ほーむれす”や“貧困”の問題

2007年11月10日

ふざけてるなぁ・・・

こんにちは。お久しぶりのNです。

今日の関東地方は雨。
今朝のスケジュールには10時に四谷の司法書士会館に行く予定が記されていました。
眠い目をこすりつつ会館に着いたあたりで、『そういえばこの予定つい先日もあったよなぁ・・・』との思いが。。。
確認してみると、以前入れていた仮予定が変更になった後削除し忘れていたことを発見!

司法書士会館は四谷駅から歩いて5分程の場所にあります。
あ〜あ バカみたい、まぁ仕事でもするかと、四谷駅の方向に歩いていくと、道中の電柱の何本にもこんなチラシが貼ってあるのに気付きました。

闇チラシ


東京司法書士会では、墨田・立川に常設相談センターを設置している他、四谷にある司法書士会館で月曜〜土曜に無料法律相談を行っています。
このチラシは、司法書士が多重債務問題を扱うことを知っていて、その相談に行く人をターゲットにしたものと考えられます。

いまだにこんなチラシを使っているというのも驚きですが、相談者を食い物にするかのような態度には、怒りを感じました。


まぁでもせっかくなので、活用しましょうか?

問題です。
このチラシを見て、どのようなことが法的問題として指摘できるでしょうか?
業者の態様や借りてしまった人の立場で言えることなど、色々な角度での指摘があると思いますが、考えてみてください。
なお、チラシ下部には、業者の名前とフリーダイヤルの電話番号が記載してあります。
posted by MotherShip at 10:56| 東京 ?J| Comment(0) | TrackBack(0) | 怒っとCOM

ネットカフェ難民メール相談継続中

以前も案内したホームレス総合相談ネットワークによるネットカフェ生活者等への法律相談は,現在も継続中です。

現在までに寄せられた相談は,やはり失業により家賃が払えなくなり住む場所がなくなってしまった。福祉事務所に相談に行ったがダメだった。というものが多いようです。

非正規雇用の拡大で,働きたくても働けないにもかかわらず,社会保障としての生活保護は目的どおりの役割を果たしていない。言い尽くされた縮図がここにもありました。

当事者の方は,ネットカフェとはいえパソコンを開くことも少ないと聞きます。確かにすっかり寒くなった町並みをナイトパックの時間まで彷徨えば,その疲労を少しでも解消することを優先するでしょう。

それでも,もし何かのタイミングで自分の置かれた境遇についてGoogleしたときに,検索に引っかかってくれればお手伝いできることがきっとあると思い再掲しておきます。
 メールアドレスは,netsodan@yahoo.co.jpです。(マジメなボランティアスタッフが受信しますので,いたずらは厳禁です。)
posted by MotherShip at 09:53| 東京 ?J| Comment(0) | “ほーむれす”や“貧困”の問題

2007年11月04日

司法過疎サポートネットワーク定例会報告

相変わらず,地味に範囲を広げながら継続しています。
島好きの方は是非とも参加して下さい。
ちなみに,文脈に出てくるリーガルサポートとは,社団法人成年後見センター・リーガルサポートのことです。

10/31NPO会議議事録
【参加者】池田、石井、乾、岩川、加藤、小海、後閑、徳田、中川、吉田、リーガルサポートより山口


1平戸・壱岐相談会(9/21〜9/23)報告
 ・平戸は13人15件、壱岐は2人2件。
 ・お礼文発送を行う。平戸→後閑、壱岐→吉田
 ・来年も続けるかについてはとりあえず様子見。

2新島・式根島相談会(10/4夜〜10/7)報告
 ・3人3件。式根島はゼロ。
 ・なかなか相談件数が増えない島であるため、工夫が必要。
  12月号より村の広報誌に毎月「法律Q&A」を載せてもらえることとなった。
  12月号についてはすでに小海が投稿済み。
  連絡先をマザーシップ備え付けの電話番号をしているため、とりあえずは1月号後閑、2月号徳田が起案する。
 ・他の島でも同様の企画を提案してみる。

3三宅島[村役場]相談会(10/19夜〜10/21)報告
 ・14人14件とかなりの件数であった。
  土曜日であることがよかったかもしれない。
 ・早稲田ロースクールとの初めての共催であったが、成功したといえる。
 ・参加した学生に原稿依頼があり、法学セミナー12月号?に載る予定。
 (前回の小笠原における座談会企画と共に)。
 ・今後三宅島年2,3回行ううち、1回は土曜日開催とすべき。

4三宅島常設相談所の今後の運営について
 ・乾が常駐をやめてから、自宅内の汚れが目立つようになった。
  9月の台風で倒木があり、撤去することもできない状態である。
  車も車検が切れ、廃車同然のまま放置されている。
  ここ2年間、年2回の村役場での相談会を行ってきたが、上記のように好調である。

  したがって、来年3月をもって閉鎖することとする。大家への連絡→後閑
 ・今でも相談所の電話(携帯に転送)に相談者より連絡がくる。
  そのため、この電話番号を残す方法を検討する。
 ・来年3/20夜〜3/23で常設相談所お別れ相談会を行う。

5八丈島・青ヶ島相談会(11/16〜11/18)計画
 ・企画担当者池田(八丈島)、小海(青ヶ島)。
 ・参加者は[弁]小海、安孫子、戸館[司]飛鳥井[税]池田、諫山。
 ・青ヶ島のヘリ、宿は予約済み。
 ・現地で役場の職員に新島と同様の企画を持ち込んでみる。

6神津島相談会(12/7〜12/8)計画
 ・企画担当者吉田。
 ・この相談会より、再び(社)リーガルサポートとの共催を行う。
 ・現地の特養との懇談会等が可能か?→リーガル

7大島・利島相談会(1/18〜1/19)計画
 ・企画担当者後閑(大島)、利島(中川)。
 ・障害者施設(藤倉学園)での企画が可能か?→後閑およびリーガルが検討
 ・今のところ参加できるのは、池田、小海、後閑、中川。

8来年の相談会計画
【平成19年実績】        【平成20年日程案】
@02/01〜02/02 大島       1月 大島(01/18〜01/19)
A02/01〜02/02 利島          利島(01/18〜01/19)
B02/13〜02/18 小笠原      2月 小笠原(02/06〜02/11)
C03/20〜03/21 新島・式根島   3月 三宅島(03/20夜〜03/23)
D04/05〜04/10 パラオ      4月 新島・式根島
E05/18〜05/19 御蔵島      5月 神津島
F05/19〜05/20 八丈島
G06/08〜06/09 神津島      6月 八丈島
H06/15〜06/17 三宅島         御蔵島
I07/12〜07/17 小笠原      7月 小笠原
J08/24〜08/25 檜原村      8月 檜原村
(09/07〜09/08の大島は台風で中止)   三宅島
K09/21〜09/23 平戸・壱岐    9月 大島
L10/05〜10/07 新島・式根島   10月 新島・式根島
M10/20〜10/21 三宅島
N11/16〜11/17 八丈島(予定)  11月 八丈島
O11/17〜11/18 青ヶ島(予定)     青ヶ島
P12/07〜12/08 神津島(予定)  12月 神津島
                    三宅島
※巡回サイクル
・大島(年2回)、利島(大島に合わせて年1回)
・新島・式根島(年2回)
・神津島(年2回)
・三宅島(年2回→3回とする)
・八丈島(年2回)、御蔵島(八丈島に合わせて年1回)
          青ヶ島(八丈島に合わせて年1回)
・小笠原(年2回)
・檜原村(年1回)
・バラオについては継続検討

9今後の会議日程
・12/14(金)19:00〜
・01/09(水)19:00〜
 場所はいずれもマザーシップ事務所
posted by MotherShip at 08:42| 東京 ????| Comment(0) | “島”や“司法過疎”