昨日の池袋での相談会が,今年,私たちが路上で生活される方から直接相談を受ける機会でした。
相談を終え,相談員同士で「良いお年を」と言葉を交わす,傍らにたたずむおじさん達は,おそろしく高い確率で路上で正月を迎えることになります。
昨年もそれぞれのメリークリスマスで書きましたが,昨年より明らかに,小屋すらもてない,いわゆるアオカンの当事者が増えていて,寒風が身にしみているはずです。
そんな中で別に,クリスマスだろうが,お正月だろうが,天皇誕生日だろうが,彼らにとって関係ないのかもしれませんが,相談場所である公園を出て,デパートを通過しながらの帰路では,クリスマスケーキを求める人並みや,食品売場に並べられた“おせち料理”と,わずか数百メートルの距離にある光と陰があまりにも鮮明に写ります。
もちろん貧困や極端な格差が是正されることがホントの望みではありますが,今,現実的な願いとすれば,諦めに近い感情から,私たちの援助を受け入れることさえ躊躇されたため,名刺を交付しただけの,相談で終わらせた数名の方が,電話をかけてきてくれることを期待することだけなのかもしれません。
2006年12月24日
2006年12月22日
珍しく都市部での法律教室〜その2〜byG
私たちは,ほぼ1年に一度くらいですが,都市部の高校でも法律教室をやっています。
そんな訳で,今年も12月20日,21日と某都立高校でやってきました。
昨年については,珍しく都市部での法律教室(準備中)を参照ください。
で,具体的にどんなことをやっているのかというと,こんなことです。
第1 企画名
「刑事模擬裁判〜裁判官になってみよう」
「消費者クイズ〜悪質業者に騙されないために」
第2 日時・場所
平成18年12月20日(水)13:10〜15:00 (1年生対象)
平成18年12月21日(木)13:10〜15:00 (2年生対象)
都立○○高等学校にて
第3 企画趣旨
身近に起こりうる自転車事故を題材に、過失行為が招いた重大な結果につき、いかなる刑事罰を科すべきか高校生自らに考えてもらう。また、近い将来行われる裁判員制度(刑事事件の判決に一般市民が関わる制度)を体験してもらう。
クイズ形式の消費者講義を通じて、今後社会人となる際に悪質業者に騙されないよう自己防御の意識を高めてもらうとともに、万が一トラブルに巻き込まれた際の対処法につき学んでもらう。
日頃目にすることの少ない法律家を身近に感じてもらう。
第4 企画内容
1 刑事模擬裁判
自転車を運転していて子どもと衝突し子どもが死亡するという重過失致死事件。被告人は起訴事実を認めた上で、情状を争う事件である。
高校生より10名裁判員役を選出し、裁判官とともに被告人が懲役か執行猶予か罰金かを決定する。
時間は13:10〜14:00を予定。
「起訴状」のみ高校生全員に配る。具体的な事案の概要については、尋問により随時明らかにする。
2 消費者教室
若者が陥りやすいであろう題材をとりあげ、クイズ形式にすることで高校生にも積極的に考えてもらう。
まず、高校生(2人×4本=8人)が寸劇による問題提起を行い、3人の回答者が別々の考えを示す。傍聴席の高校生らにどの回答者の答えが正しいと思うかアンケートをとった後、解説者が正解を説明する。
時間は14:10〜15:00を予定。題材としては4本用意しているが、進行具合により3本で終えることもありうる。
4問全ての「問題」(寸劇台本)のみ高校生全員に配る。
第5 配役
1 刑事模擬裁判 12/20 12/21
(1)被告人役・・・・司法書士杉田 司法書士杉田
(2)証人役・・・・・司法書士村上 税理士 諫山
(3)裁判官役・・・・弁護士 中川 弁護士 中川
裁判員役・・・・高校生より8名 高校生より8名
(4)検察官役・・・・税理士 徳田 弁護士 小海
(5)弁護人役・・・・司法書士後閑 司法書士稲田
(6)裁判官役以外の高校生は傍聴席
(模擬裁判の進行に余裕があれば意見を求めることもありうる)
2 消費者教室 12/20 12/21
(1)司会進行・・・・司法書士杉田 司法書士杉田
(2)回答者A・・・・司法書士後閑 弁護士 中川
(3)回答者B・・・・司法書士村上 司法書士稲田
(4)回答者C・・・・税理士 徳田 税理士 諫山
(5)解説者・・・・・弁護士 中川 弁護士 小海
(6)高校生にはどの回答者の答えが正しいか、手を挙げてもらう。
第6 時間割
1 刑事模擬裁判
5分程度 挨拶・企画概要の説明
30分程度 模擬裁判
【 3分】起訴状朗読・罪状認否等
【 4分】検察官より証人への質問
【 2分】弁護人より証人への質問
【 5分】弁護人より被告人への質問
【 5分】検察官より被告人への質問
【 5分】裁判官より被告人への質問
※ 裁判員役の高校生にも質問を求める。
【 2分】論告・求刑、弁論
【 3分】裁判官と裁判員の合議
【 1分】判決(裁判官の多数決)
※ 実刑か執行猶予かの二者択一。
10分程度 解説
※ 実際の事件の結末。
※ 実刑及び執行猶予とはどのような処遇か。
※ 平成21年までに運用が始まる裁判員制度について。
5分程度 質問等(予備時間)
2 消費者教室
2分程度 企画概要の説明
10分程度 問題1;クーリングオフ
10分程度 問題2;ネット詐欺
10分程度 問題3;マルチ商法
10分程度 問題4;マルチまがいの名義貸し
3分程度 まとめ
※ 消費者被害に遭わないために気を付けるべきこと。
※ 消費者被害に遭ってしまったときにどうすればよいか。
5分程度 質問等(予備時間)
そんな訳で,今年も12月20日,21日と某都立高校でやってきました。
昨年については,珍しく都市部での法律教室(準備中)を参照ください。
で,具体的にどんなことをやっているのかというと,こんなことです。
都立○○高等学校 法律教室 企画書
第1 企画名
「刑事模擬裁判〜裁判官になってみよう」
「消費者クイズ〜悪質業者に騙されないために」
第2 日時・場所
平成18年12月20日(水)13:10〜15:00 (1年生対象)
平成18年12月21日(木)13:10〜15:00 (2年生対象)
都立○○高等学校にて
第3 企画趣旨
身近に起こりうる自転車事故を題材に、過失行為が招いた重大な結果につき、いかなる刑事罰を科すべきか高校生自らに考えてもらう。また、近い将来行われる裁判員制度(刑事事件の判決に一般市民が関わる制度)を体験してもらう。
クイズ形式の消費者講義を通じて、今後社会人となる際に悪質業者に騙されないよう自己防御の意識を高めてもらうとともに、万が一トラブルに巻き込まれた際の対処法につき学んでもらう。
日頃目にすることの少ない法律家を身近に感じてもらう。
第4 企画内容
1 刑事模擬裁判
自転車を運転していて子どもと衝突し子どもが死亡するという重過失致死事件。被告人は起訴事実を認めた上で、情状を争う事件である。
高校生より10名裁判員役を選出し、裁判官とともに被告人が懲役か執行猶予か罰金かを決定する。
時間は13:10〜14:00を予定。
「起訴状」のみ高校生全員に配る。具体的な事案の概要については、尋問により随時明らかにする。
2 消費者教室
若者が陥りやすいであろう題材をとりあげ、クイズ形式にすることで高校生にも積極的に考えてもらう。
まず、高校生(2人×4本=8人)が寸劇による問題提起を行い、3人の回答者が別々の考えを示す。傍聴席の高校生らにどの回答者の答えが正しいと思うかアンケートをとった後、解説者が正解を説明する。
時間は14:10〜15:00を予定。題材としては4本用意しているが、進行具合により3本で終えることもありうる。
4問全ての「問題」(寸劇台本)のみ高校生全員に配る。
第5 配役
1 刑事模擬裁判 12/20 12/21
(1)被告人役・・・・司法書士杉田 司法書士杉田
(2)証人役・・・・・司法書士村上 税理士 諫山
(3)裁判官役・・・・弁護士 中川 弁護士 中川
裁判員役・・・・高校生より8名 高校生より8名
(4)検察官役・・・・税理士 徳田 弁護士 小海
(5)弁護人役・・・・司法書士後閑 司法書士稲田
(6)裁判官役以外の高校生は傍聴席
(模擬裁判の進行に余裕があれば意見を求めることもありうる)
2 消費者教室 12/20 12/21
(1)司会進行・・・・司法書士杉田 司法書士杉田
(2)回答者A・・・・司法書士後閑 弁護士 中川
(3)回答者B・・・・司法書士村上 司法書士稲田
(4)回答者C・・・・税理士 徳田 税理士 諫山
(5)解説者・・・・・弁護士 中川 弁護士 小海
(6)高校生にはどの回答者の答えが正しいか、手を挙げてもらう。
第6 時間割
1 刑事模擬裁判
5分程度 挨拶・企画概要の説明
30分程度 模擬裁判
【 3分】起訴状朗読・罪状認否等
【 4分】検察官より証人への質問
【 2分】弁護人より証人への質問
【 5分】弁護人より被告人への質問
【 5分】検察官より被告人への質問
【 5分】裁判官より被告人への質問
※ 裁判員役の高校生にも質問を求める。
【 2分】論告・求刑、弁論
【 3分】裁判官と裁判員の合議
【 1分】判決(裁判官の多数決)
※ 実刑か執行猶予かの二者択一。
10分程度 解説
※ 実際の事件の結末。
※ 実刑及び執行猶予とはどのような処遇か。
※ 平成21年までに運用が始まる裁判員制度について。
5分程度 質問等(予備時間)
2 消費者教室
2分程度 企画概要の説明
10分程度 問題1;クーリングオフ
10分程度 問題2;ネット詐欺
10分程度 問題3;マルチ商法
10分程度 問題4;マルチまがいの名義貸し
3分程度 まとめ
※ 消費者被害に遭わないために気を付けるべきこと。
※ 消費者被害に遭ってしまったときにどうすればよいか。
5分程度 質問等(予備時間)
以 上
2006年12月16日
教育基本法改正byG
あまりこのブログで触れることはありませんでしたが,実は,Gの本業は“おやじ”です。
その本業に極めて関係の深い標記改正法案が,議論もへったくれもなく採決され改正されたようです。
やらせ質問までさせて,どうしても成立させたかったらしく,その信念には,ただただ驚かされます。
ところで,“愛国心”ですが,当たり前のことですが,文字通り解釈すれば,どれほど“国”を愛していたとしても,“国”が喜ぶことはないし,憎まれても悲しみもしません。
それでも,“愛国心”を強調し,砂漠のように無限の吸収力の塊である子ども達に植え付けつけようとする“国を愛する心”とは,あたかも“国”であるかとのように振る舞い,国の名を語る,単なる“人”への尊敬の強要することにほかなりません。
言葉のすげ替えでしかない改正法は,直ちに行われる,指導要領の見直しにより,国を愛する心=国を語る為政者への追従する心へと見事に変化することが目に見えています。
まっ,そんなことをここで言ったとしても,また,教育基本法が改正されようがされまいが人を管理したがる人種にとっての普遍の原理にそれほど大きな違いはないのでしょうから,せめて“おやじ”や”おふくろ”を本業とする者が元気を出して,子どもに,言葉遊びはいただけないにしても,実はホントに“美しい日本”をそれが小さな庭であったとしても,思う存分遊んでもらい遊び場として提供していければ,少しはましな国になるのかもしれません。
その本業に極めて関係の深い標記改正法案が,議論もへったくれもなく採決され改正されたようです。
やらせ質問までさせて,どうしても成立させたかったらしく,その信念には,ただただ驚かされます。
ところで,“愛国心”ですが,当たり前のことですが,文字通り解釈すれば,どれほど“国”を愛していたとしても,“国”が喜ぶことはないし,憎まれても悲しみもしません。
それでも,“愛国心”を強調し,砂漠のように無限の吸収力の塊である子ども達に植え付けつけようとする“国を愛する心”とは,あたかも“国”であるかとのように振る舞い,国の名を語る,単なる“人”への尊敬の強要することにほかなりません。
言葉のすげ替えでしかない改正法は,直ちに行われる,指導要領の見直しにより,国を愛する心=国を語る為政者への追従する心へと見事に変化することが目に見えています。
まっ,そんなことをここで言ったとしても,また,教育基本法が改正されようがされまいが人を管理したがる人種にとっての普遍の原理にそれほど大きな違いはないのでしょうから,せめて“おやじ”や”おふくろ”を本業とする者が元気を出して,子どもに,言葉遊びはいただけないにしても,実はホントに“美しい日本”をそれが小さな庭であったとしても,思う存分遊んでもらい遊び場として提供していければ,少しはましな国になるのかもしれません。
2006年12月10日
名も知らぬ映画の話(大いなる幻影)byG
一年前,名も知らぬ映画の話を書き込みましたが,なんと,from mothershipのリーダーの方から,ビデオをいただきました。
名も知らぬ映画とは,「テキサスの五人の仲間」というそこそこ有名な映画でした。
30年ぶりに見ましたが,なかなかのもので,十分に楽しむことができました。
が,前回に書いた
ところで,本日,お話をしたかったのは,この映画全体の話ではなく,名も覚えていないような映画の,荒くれギャンブラーの一人という脇役の吐いた,2秒にも満たない,台詞の話です。
その脇役は,飲んだくれながら確かに「俺は人の持ってきたカードでゲームはしない主義だ!」という台詞を吐きました。かっこよく決めたわけでもなく,その台詞で空気が締まった訳でもなく,唐突にはかれた,この台詞が,耳を離れず,かつ当時は,その意味すらよくわからなかったけど,今でも忘れられない台詞であり,言葉に発することはありませんが,今でも何かを決断するときに,心の中で吐く台詞なのです。
名もなき映画ごときの,脇役ごときの,2秒にも満たない台詞に振り回される,哀れなGの自己紹介のページでした。
という台詞はありませんでした。
つうことは,Gは,妄想を根拠に生きてきたことになります。
そして,根拠を失った以上は,当然,今後の人生を変えなければならないのでしょう。つまり今後は,誰に対しても従順に生きていきます。
ところで,この「テキサスの五人の仲間」の主役は,ヘンリー・フォンダでしたが,確か,ヘンリーフォンダの息子がピーターフォンダだと記憶しています。
すると,ピーターフォンダの代表作である“イージーライダー”に出ていた,ジャックニコルスン演じる,ドランカーな弁護士という刹那的な生き方を見て,法律家という商売も悪くないと思ったことが,司法書士の勉強を始めたときの一つの理由でもあったので,一つは大いなる幻影であったとしても,一つは,立派な(主)ドランカーな,(従)法律家になっていることから,この親子には因縁あるな!と感じる今日この頃です。
名も知らぬ映画とは,「テキサスの五人の仲間」というそこそこ有名な映画でした。
30年ぶりに見ましたが,なかなかのもので,十分に楽しむことができました。
が,前回に書いた
ところで,本日,お話をしたかったのは,この映画全体の話ではなく,名も覚えていないような映画の,荒くれギャンブラーの一人という脇役の吐いた,2秒にも満たない,台詞の話です。
その脇役は,飲んだくれながら確かに「俺は人の持ってきたカードでゲームはしない主義だ!」という台詞を吐きました。かっこよく決めたわけでもなく,その台詞で空気が締まった訳でもなく,唐突にはかれた,この台詞が,耳を離れず,かつ当時は,その意味すらよくわからなかったけど,今でも忘れられない台詞であり,言葉に発することはありませんが,今でも何かを決断するときに,心の中で吐く台詞なのです。
名もなき映画ごときの,脇役ごときの,2秒にも満たない台詞に振り回される,哀れなGの自己紹介のページでした。
という台詞はありませんでした。
つうことは,Gは,妄想を根拠に生きてきたことになります。
そして,根拠を失った以上は,当然,今後の人生を変えなければならないのでしょう。つまり今後は,誰に対しても従順に生きていきます。
ところで,この「テキサスの五人の仲間」の主役は,ヘンリー・フォンダでしたが,確か,ヘンリーフォンダの息子がピーターフォンダだと記憶しています。
すると,ピーターフォンダの代表作である“イージーライダー”に出ていた,ジャックニコルスン演じる,ドランカーな弁護士という刹那的な生き方を見て,法律家という商売も悪くないと思ったことが,司法書士の勉強を始めたときの一つの理由でもあったので,一つは大いなる幻影であったとしても,一つは,立派な(主)ドランカーな,(従)法律家になっていることから,この親子には因縁あるな!と感じる今日この頃です。
